東京 博多 新幹線格安チケット(回数券)

東京〜博多で新幹線格安チケット(回数券)を使うと

東海道・山陽新幹線の多くの区間では、回数券を利用することができます。
回数券が利用できる区間は、JRの公式HPで確認することができますが、東京〜博多間でも利用することができます。

 

料金は6枚で128,160円なので、1枚当たりの料金は21,360円。
普通料金と比べると、片道1,590円、往復で利用すれば3,180円お得です。

 

しかし、回数券は6枚単位での販売が基本なので、駅の窓口や旅行代理店では、1枚単位で購入することはできません。
それでも、「1〜2枚しか必要ない」という方も購入できるのが金券ショップ。

 

金券ショップで販売している新幹線チケットのほとんどは、この回数券です。
東京〜博多間なら、21,800円・21,400円・21,360円というような価格で購入することができます。
回数券より若干高いですが、普通料金より安いことに変わりはありません。

 

この新幹線格安チケットのメリットは、誰でも購入できることと、乗車当日でも料金が安くなること。
会員登録が必要なエクスプレス予約より気軽に購入できるので、利用する方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、新幹線格安チケットには、もともとの回数券のルールが適用されるので、そこには注意が必要です。

 

新幹線格安チケット(回数券)はここに注意!

新幹線格安チケットは、もとが回数券であれば、そのルールに従って利用しなければなりません。
では、どんな点に気を付けなければならないのか?

有効期間

回数券の有効期間は3ヶ月です。
乗車する日が有効期間内かどうか確認して購入しなければなりません。

使用できない日

回数券は4月27日〜5月6日、8月11日〜20日、12月28日〜翌年1月6日の間は利用できません。
この期間に東京〜博多を往復する方は、往復割引を利用すると安くなります。

座席指定が必要

指定席の回数券は、券売機か駅の窓口で座席指定をして乗車します。
自由席であればそのまま列車に乗ることができますが、乗車後も指定席に空席があれば指定席を利用することもできます。

早朝には購入できない

新幹線格安チケットは駅で1枚単位の購入はできません。
朝早い列車に乗る場合など、金券ショップが開店していない時間には、前日までに購入しておきましょう。

途中下車できない

回数券では途中下車はできません。

現金払い

金券ショップで新幹線格安チケットを購入する時は、原則としてクレジットカードが使えません。
基本は現金払いなので、事前に準備しておきましょう。

安くはない!

普通料金と比べれば安い新幹線格安チケットも、エクスプレス予約や新幹線宿泊パックと比較すれば全然安くはありません。
優先順位は後の方なので、他にいい方法はないか探してから購入するようにしましょう。

 

特に注意すべきは、有効期間と使用できない日です。
急いでチケットを買っても使えないということもありますので!

 

東京〜博多で新幹線格安チケットがお得なケースは?

新幹線格安チケットは料金としては、全く安くはありません。
特に東京〜福岡(博多)の新幹線では、決しておすすめできる手段ではありません。

 

それでも、片道は飛行機を利用するなど、片道しか新幹線を利用しない場合には有効です。
また、宿泊先が決まっている場合、(あまりあり得ませんが)日帰りの場合にも、新幹線宿泊パックが利用できないので、新幹線格安チケットが有効です。

 

このようにいくつか新幹線格安チケットがお得なケースもありますが、全てエクスプレス予約の会員でないことが前提です。
エクスプレス予約が利用できる方は、新幹線格安チケットよりもエクスプレス予約の方がお得!

 

しかし、エクスプレス予約よりも、往復・1泊の合計は新幹線宿泊パックの方がずっとお得です。