東京〜博多間でエクスプレス予約を利用すると
東海道・山陽新幹線に安く乗れる、会員制の割引予約サービス「エクスプレス予約」。
東京〜新大阪間でしか利用できない「プラスEX」とは違い、東京〜博多までのきっぷを予約することができます。
博多発〜東京行きは、これ以外にJR九州列車予約サービスでも予約はできますが、東京発〜博多行きでは唯一の予約方法です。
このサービスを利用するには、「エクスプレスカード」または「J−WESTカード」という専用のクレジットカードが必要で、このカードを作った上で、専用のICカードを使って乗車するのが基本です。
エクスプレス予約では、基本は会員本人がICカードを利用して乗車しますが、家族で一緒に新幹線に乗る時などは、「EXきっぷ」というきっぷを購入すれば、ICカードなしでも同伴者も割引料金で新幹線を利用することができます。(IC早特は除く)
東京〜博多間での料金は?
東京〜博多間でエクスプレス予約を利用すると、片道の料金は21,320円。
通常の普通車指定席料金22,950円よりも、片道1,630円安く、往復で3,260円お得です。
回数券の1枚当たりの料金は21,360円なので、回数券より安く、また、片道料金21,560円の往復割引よりも安いです。
しかも、このエクスプレス予約を利用して、東京〜博多間の料金をさらに安くすることができます。
エクスプレス予約で東京〜博多間の料金をさらに安く!
エクスプレス予約では、応用した使い方をすれば、料金はさらに安くなります。
EX早特
3日前までに予約し、ICカードで乗車する「EX早特」を利用すると、さらに料金は安くなります。
片道料金は平日17,400円で通常予約と比べても3,920円安く、普通料金と比べれば5,550円安くなります。さらにEX早特は土日祝日の方が安く片道14,000円。
そして、さらに安い「EX早特21」は21日前までの予約が必須ですが片道料金は13,000円。
この区間の片道最安値料金です。
e特急券+往復割引
エクスプレス予約を利用できる方は、「e特急券」というきっぷを購入することができます。
通常なら、エクスプレス予約は特急券・乗車券がセットになって割引になっていますが、往復割引が効く東京〜博多間では、この方法を利用するとさらに安くすることができます。
「e特急券」の料金は、大人1人7,500円、これに往復割引で1割引になった乗車券12,430円と合計すると19,930円になります。
「EX早特」の料金には及びませんが、3日前という購入期限を過ぎてしまった場合、このような方法でも料金を安くすることができます。
なお、学生の方は、学割も同時に利用するとさらに安くなります。
なお、途中下車などしない方はEX予約サービス(往復割引)を使うと、東京〜博多はは19,730円なので、あと200円お得です。
このようにして、さらに安くなるエクスプレス予約ですが、行き先で宿泊する場合には、新幹線宿泊パックを利用した方が料金はずっと安いです。
エクスプレス予約では、最も安い「EX早特」でも安くなるのは往復で約12,000円ですが、新幹線宿泊パックなら、往復・1泊で1人17,000円くらい安いので、こちらを利用した方がお得です。