東京　博多　自由席

東京駅と博多駅はどちらも始発駅。
よほど混雑した時期でなければ、どちらの駅から出発する場合も、並んでいれば必ずと言っていいほど自由席にも座ることができます。

東京〜福岡（博多）間の自由席料金は、大人一人２１，８１０円。
指定席普通車料金の２２，９５０円に比べ、片道１，１４０円安く、往復で２，２８０円安くなります。

大人一人で乗る場合、差額はこんなところですが、家族旅行の場合、あるケースでは指定席の料金ともっと差が出てしまいます。
それはどんなケースなのか？ご紹介していきましょう。

家族旅行でも、特に小学生未満の幼児と一緒に新幹線に乗る場合。
この時は、指定席より自由席を使った方が断然お得です。

例えば、東京〜博多を大人２人・幼児２人で乗る場合で比較してみましょう。

指定席を使うと、大人が２２，９５０円、子供が１１，４７０円。
大人２人往復分の合計が９１，８００円、子供２人の往復分合計が４５，８８０円、合計で１３７，６８０円かかります。

ところが、小学生未満（小学校入学前）の幼児の場合、自由席を使うと料金は無料。
幼児２人なら４５，８８０円が無料になります。
さらに、大人料金も２人分往復で４，５６０円安くなるので、合計５０，４４０円節約できます。

元々の運賃が高い東京〜福岡（博多）間。
自由席を利用するだけで、これだけ安くすることができます。

さらに、大人料金を安くすれば、もっと費用を抑えることができます。

東京〜福岡（博多）の自由席料金を安くする方法があります。

その内一つは、会員制の新幹線割引予約サービスですが、会員でなければ利用することはできません。
ここでは、それ以外の方法をご紹介します。

新幹線格安チケット

金券ショップへ行くと、新幹線の格安チケットが売っています。
東京〜博多間のチケットのほとんどは指定席の利用ですが、自由席で利用することも可能です。
安いものを探せば、自由席料金より若干安く購入することができます。

往復割引

ＪＲには往復割引があり、設定されている距離を超える東京〜博多間の新幹線でも利用が可能です。
往復割引を使うと、運賃が１割引になり、大人一人往復２，７８０円安くなりますので、２人なら５，５６０円安くなります。
上の例で言えば、自由席大人２人往復分８７，２４０円が往復割引を使うと８１，６８０円。
大人２人・幼児２人で指定席を使う１３７，６８０円と比べて、自由席＆往復割引で５４，４８０円も安くなります。

新幹線宿泊パックで指定席の方が安い！

東京〜博多で小学生未満の幼児同伴の新幹線旅行なら、自由席×往復割引でかなり安くなります。
しかし、それ以上に安いのが新幹線宿泊パック。

新幹線宿泊パックの場合は、全て指定席を利用しますが、宿泊代を合わせて比較すると自由席に乗るより安いです。
例えば、大人２人・幼児２人の場合でも、幼児を小学生扱いで予約します。
すると、２人とも小学生扱いで予約すると合計８４，８００円、１人のみ小学生扱いで予約すると７２，９００円。
２人とも小学生扱いで予約すれば、指定席も２席確保することができます。

このホテルの宿泊費は３人なら合計１２，９００円、４人なら１２，８００円。
自由席×往復割引には、この料金を合計しなければならないので、「往復＋１泊」で比較するとかなりの差が付きます。

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